臨床研修案内

王子総合病院は開設以来100年の歴史を経て、東胆振、日高医療圏内の地域基幹病院として中心的な役割を果たしています。「みなさまの人格を尊重し、安全で最善の医療を提供します」の理念のもと、安全で信頼される高度な総合的医療、患者さま中心の医療、地域社会と緊密に連携した医療を実現するよう努めています。

現在の病院は、平成9年に新築移転し、苫小牧駅から徒歩10分の市街中心部に位置しています。病床数は440床、ICU 8床、診療科は21科、医師70名を含め職員数は約900名です。病院は広い敷地を有し、樹木3000本、ロードヒーティングした遊歩道に囲まれ、隣接してヘリポートがあります。
平成15年には道央佐藤病院(神経精神科)の協力のもと臨床研修病院の指定を取得し、現在は、地域がん診療連携拠点病院、地域災害拠点病院、地域周産期母子医療センターの指定、病院機能評価機構の認定を受け、地域医療の充実に努めています。
また、併設施設として老人保健施設、附属看護専門学校、健診センター、在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所を有し、医療、福祉、保健のトータルケアシステムを確立し、地域のニーズに応えています。

当院は人口約30万人の東胆振、日高医療圏をカバーしており、1日の外来患者数は約1,000人、年間入院患者数は約10,000人、年間手術件数は3,500件を超えます。
救急は2次救急へ対応しており、救急センターを受診する患者数は年間約6,000人、救急車による救急搬送は年間約3,000台となっています。
当直医は2名体制で、全科がオンコール体制となっており、必要に応じ専門医の指導を時間外においても直接受けることが可能です。また救急隊とは24時間態勢でホットラインを開設し、重症患者への対応を行っています。

当院には道内3大学から、およそ40名の指導医が派遣されており、専門医の養成や研修医の指導に当たっています。
また各大学の教育関連病院として、毎年十数名の若い医師が診療に励んでいます。
これまで約40名の初期臨床研修医が当院で研修を終え、全員が無事研修を修了し、道内外で活躍しております。

初期臨床研修では、多くの患者に接し、必要な知識、技術、態度を身につけるとともに患者さまの立場に立った医療を修得することが重要と考えています。
患者さまから学ぶ姿勢が大切であり、当院へ訪れる様々な愁訴を持った患者さまから、研修医は多くのことを学ぶことができると思います。
また、研修プログラムは研修医の希望を十分に考慮し決定しています。
質の高い、密度の濃い、実践的な研修を望んでいる学生にはぜひ一度当院を見学していただきたいと思います。
当院は指導医、研修機能の充実を図り、「良医」を育成できる臨床研修病院をめざしてまいります。